人が不健康になる3大要因

 

1.水の記憶

 

先日、「水は記憶する媒体だ」という話をしましたが、日本の水道水の記憶は劣悪と言えます。

水道水には全国共通で蛇口から出た水に0.1ppm以上の残留塩素が検出されることが法律で義務付けられています。

残留塩素とは造語で、正式には「次亜塩素酸」です。

 

次亜塩素酸の分子式はHCJOで、O⁻の部分が活性酵素の役割を果たし、ウィルスや細菌を参加し死滅させてくれます。

 

水道水の元となる原水がどんなに汚れていても次亜塩素酸の強力な酸化力によってあらゆる汚れが除かれます。

地域の原水の汚れ具合により、2日から10日次亜塩素酸によって消毒されます。水道水道水の最後の記憶は次亜塩素酸の記憶になるのです。

 

浄水過程で原水の汚れと次亜塩素酸が反応してトリハロメタンが発生します。

トリハロメタンは、発がん性物質です。

トリハロメタンは煮沸消毒すると100℃の時点で最大5倍まで増加する特性があります。

水道水を煮沸消毒すれば安全だというのは、とんでもない話だったのです。

昔は麦茶を家庭で沸かして作っていました。ブルブル

 

また、浴室のシャワーの水蒸気は次亜塩素酸やトリハロメタンが気化し、ガス化したものを呼吸によって取り込んでいるのです。

 

ただ、水道水の次亜塩素酸を使用することで、伝染病の元となる病原菌やウィルスを退治することが出来るので、これをなくすことは絶対にできません。

 

でも、真剣に健康を考えるのであれば次亜塩素酸が残留し、トリハロメタンが法律で最大100ppbまで許されている水道水を飲料水や料理の水としてそのまま使用するのは避けるべきです。

 

また、記憶物質としての水の特性に着目すると、次亜塩素酸やトリハロメタンなどの不純物を除いても科学的に安全とか言いきれないので、「水の記憶」にもこだわりを持つことが必要です。

続く