人が不健康になる3大要素②

2.「医食’病’源」

 

本来は医食同源ですが、日本の食卓に上る食材の多くは薬漬けと言えます。

無農薬・無添加有機栽培を行っている食料生産者は、残念ながらわずかです。

大多数が化学肥料・農薬・添加物を使用しています。

 

無農薬・無添加でなければそれは「食」と同時に「毒」にもなり、石油成分や化学物質いわゆる環境ホルモンを少量でも摂取した悪影響は、次世代のDNAまで及びます。

 

輸入食品は、実は残留農薬検査が不十分なまま日本に入ってきます。

厳密に農薬チェックが行われているのは、全体の8%程度です。

また外国で使われている農薬の種類は700種にも及びますが、そのうちの60種類前後しか残留農薬検査がなされていません。

 

スーパーに並んでいる食品は、ほとんど着色料・保存料・発色剤などの食品添加物が使われています。

安全性にこだわることなく、普通に食品を摂取している成人の農薬・添加物の摂取量は年間4キロにもなると言われています。

 

環境ホルモンと言われる物質を極少量でも摂取し続けると、精子の減少、小動物のオスのメス化があり、生態系にどのような影響があるかはまだまだ未知数です。

ファーストフードやインスタント食品、コンビニ弁当など現代の薬漬け食環境は、日本人のDNA崩壊につながるかもしれません。

 

ただ、食料の安定供給を考えた場合、害虫駆除や防腐処理を行わなくてはならないという側面もあります。

食糧の輸入を止めると経済活動までもストップしてしまうでしょう。

 

私たちの身体には多くの水分が含まれ、食物にも水分が多く含まれています。

「水」によって食にエネルギーを与えることが出来れば、食物問題の完全解決にならないまでも「食」の問題を補佐することが出来ます。